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サイゼリヤがAFS社製配膳AIロボット「サービスショットα2号機」実証実験を開始

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リテールテックプラットフォーム編集部

世界で1,517店舗のイタリア料理店「サイゼリヤ」をチェーン展開する株式会社サイゼリヤは、株式会社アルファクス・フード・システムの配膳AIロボット「サービスショットα2号機」の実証実験を開始しました。 「ロボットの活用はお客様の利便性が第一」を実証スローガンに、お客様に料理を提供する配膳をいかにスムーズに執り行えるかの大前提はもとより、お客様が召し上がった後のお皿の回収(下げ膳)をどう執り行うかをお客様の目線や従業員の目線で確認し確立させ、店舗拡充させていくことが予定されています。実証実験は2021年8月5日からサイゼリヤ台場フロンティアビル店にて実施されており、継続・改善の観点で徐々にブラッシュアップしていきます。

1号機から改良を加えた価格的にもリーズナブルな配膳AIロボット

サービスショットα2号機は、各店舗で実施された1号機の運用ノウハウをベースに改良を加えた、価格的にもリーズナブルな配膳AIロボットだ。飲食店の基本である配膳・下げ膳・ご案内の3モードが運用できる。

アルファクス・フード・システム社の「サービスショット」は、AIが静止位置を記憶し、センサーで障害物を感知・回避しながら完全に自律歩行する。また特徴として、導入時は準備期間や工事が不要。また、抗菌処理された収納ボックス内に密閉して料理を運搬するので、衛生面に配慮された設計も注目すべき点だ。

AIの完全自律歩行型で、高精度な地図を読み取れるのも大きな魅力。異なるテーブルに配膳するメニューを混在して運ぶことができたり、声紋認証・顔認証ができるのでお客様の名前を認識して会話することも可能に。目や口の表現が豊かなロボットはとても愛嬌があると子どもや女性にも大変好評のようだ。

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サイゼリヤ社で採用されているアルファクス・フード・システム社の配膳AIロボット「サービスショットα2号機」(写真:PR TIMES様)

配膳AIロボット「サービスショット」は4タイプ

現在アルファクス・フード・システム社のAI配膳ロボットはα1号から4号まで4タイプ開発されている。α1号、2号、3号はAI配膳ロボット、4号は紫外線照射や薬剤噴射による除菌ロボットの計4タイプ。

配膳ロボットはアルファクス・フード・システム社の外食産業に特化したシステム開発33年による長年のノウハウを投入し、ロボットの人間力が日々アップデートされている。

完全自立歩行型や密閉型の料理収納庫といった特徴の他に、配膳ロボット自体がお客様の席を回って追加注文を促す「おススメ機能」だけでなく、注文端末オーダーシステム「テーブルショット」スマホを活用した注文端末オーダーシステム「efoodオーダー」との連携などアルファクス・フード・システム社が提供する他のシステムとの連動もできるなど、多様な活用性がある。

感染症対策に多くの課題があるビュッフェ形式の飲食店で導入すれば、お客様は席でオーダーをし、スタッフが盛り付けた後はサービスショットが席まで料理を運ぶことができ、非接触型の新しいビュッフェスタイルの確立が期待できる。

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愛嬌のある表情とサイゼリヤ社に合わせたカラーリングだ(写真:PR TIMES様)

リテールテックプラットフォーム編集部

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