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モバイルオーダーで人件費が半減!
ホルモン焼肉KIRAKU様インタビュー

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リテールテックプラットフォーム編集部

株式会社Y&K 焼肉きらく(東京都港区六本木)は、高級焼肉店として人気が高い「六本木焼肉きらく」(東京都港区)の姉妹店として、2021年6月に「ホルモン焼き肉KIRAKU」を浜松町にオープンしました。こちらはランチ営業も行い、価格もリーズナブルな大衆向けの店舗。同店名物の「スーパーネギタン塩」は、タン塩に刻みネギと一際映えるふんだんに乗ったスライスレモンのインパクトがインスタで広まり、六本木店とは異なる若年層から多く支持を得ています。今回は浜松町新店にスポットを当てつつ、同社の統括マネージャーである関野氏に六本木店との話を交えながらモバイルオーダーシステム「ZEROレジ」を導入する課題やメリットなどを伺いました。

大衆店は人件費が半減、高級店は対面接客と使い分けで上手く活用

ーZEROレジを導入した経緯や導入後の運用についてお聞かせください。

昨年2020年の8月頃にたまたま来店していたZEROレジの関係者様にお声がけいただき、丁度その時に名古屋店オープンをするタイミングと一緒だったのでお話をお伺いしまし た。六本木店では大手のPOSレジを使用していましたが、レジに対するこだわりも特になかったですし、名古屋店も完全個室があるのでお客様と店員が顔を合わせずに利用する要望にとてもマッチするなと思い、導入にいたりました。
導入後ですが名古屋店は高級店のコンセプトだったので、QRコード注文するお客様と簡易的に自分で注文するより直接接客サービスをしてもらいたいというお客様とで両極端に分かれました。ですので最初の1~2ヶ月の間に、オープンスペースご利用の場合はファーストドリンク以外は全てQRコード注文をご案内して、個室ご利用の場合はQRコード注文かサービス料をいただく従来の接客サービスをお選びいただけるオペレーションを作りました。お客様によってはオーダーから接客サービスだと求められる方や、単純にスマホからのオーダー方法が分からない・面倒臭いなど様々な反応がありますので、そこは上手くお客様に応じてオペレーションを変化させる必要がありました。

 

ーQRコード注文を導入したことによってどのような影響がありましたか?

名古屋店ではお客様に網を交換して欲しいと呼ばれることは変わらないので、QR注文・直接注文の両方で対応することに難しいことではなかったです。ZEROレジのハンディシステムがすごく使いやすいので、直接注文でもキッチンとの連携がしやすいです。QRコード注文でも、今までお客様のご注文に複雑なことも起きていません。店舗では担当卓制になっているので、追加注文のお伺いなども従来通り行いますし、担当者がお客様ごとに注文方法を把握していれば何も問題はありません。
一方で浜松町の大衆店は、サービスというよりはお客様に美味しいものを召し上がっていただくことが一番であることと、店内の面積が狭くてスタッフを多く配置できない問題があり、お店のオペレーションを簡易化するためにもZEROレジはすごくハマりました。
緊急事態宣言が解除された11月から浜松町店のスタッフは2名で回すことができています。キッチン1名とキッチンサブとホールの対応ができるスタッフが1名です。通常であれば4名必要なところ、2名で足りているのは大きいです。休日や事前予約が多く入っていると把握している日は1名追加するだけで、潔くスタッフを置かないと決めているので丸々人件費削減に繋がっています。
機能面では特にランチは1名様も多いので、スタッフと全く接触せずに食事を終えられることができます。ただ決済についてはZEROレジの決済システムを使用しておりません。本社の系列店を含めて全部一つの決済システムに統一しているため変更ができないのですが、決済まで一通りできると大分楽に運用ができるとは感じています。

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ホルモン焼肉KIRAKU 浜松町店外観

モバイルオーダーシステムのメリットとデメリット

ーシステムの機能面でのメリットはどのようなことがありますか?

私自身、飲食店事業に携わるのが初めてでしたが、既存のPOSレジはとても使いづらいものでした。ハンディは複雑で覚えるのも探すのも一苦労しています(笑)。POSレジでは2時間かかっていたメニュー変更も、ZEROレジはピピピッと30秒程度ですぐにできるので、変更や売り切れなどの表示切り替えが簡単になったことが助かっています。注文を受けている時に後から同じものが追加・取りやめになった時や、お客様同士の注文確認も カート連携機能が役立っていると思います。他にもオンライン上で全店舗の売り上げがすぐ見られることが全店管理にとても便利です。

 

ー逆にどのようなデメリットがありますか?また今後改善や追加して欲しい機能などがあれば教えてください。

システムとしてはとても使いやすいのですが、キッチンでオーダーを受ける時のプリンターの音が小さくて聞きづらいことがあるので、そこは調整いただけたらいいなと思います。浜松町店では全く問題ありませんが、Wi-fiや店内の環境によっても影響が出てしまうことがある点も改善を期待したいところではありますね。
レジシステム以外に導入したいテックなどは特にありませんが、ZEROレジに勤怠や棚卸し機能があれば、売上と一緒にまとまって把握できるので楽だなと思います。今は勤怠も棚卸しも紙ベースのアナログなので(笑)。(その機能を)使う使わないところがあるとは思いますけど、あったら便利ですよね。

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店内にはカウンター8席とテーブル席4卓が用意されている

最後に

ー最後にお店からのお知らせなどお聞かせください。

今年11月中旬に六本木店と名古屋店で大幅なメニューリニューアルを行います。当店は焼肉の他に和をコンセプトにしたお料理も提供しておりますので、一部グランドメニューの変更とコース料理の内容を全て一新いたします。
また12月頃には六本木店の近辺に肉割烹店を新たにオープンいたします。こちらはコースのみのご提供で、カウンター席と個室をご用意する予定です。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ー本日は貴重なお話と魅力的なお知らせをお聞かせくださり、ありがとうございました。
(本インタビューは記事に起こすことにあたり一部加筆修正を行って公開しております)

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左:六本木店 右:Y&K社統括マネージャー 関野浩美氏

リテールテックプラットフォーム編集部

リテールテックプラットフォーム編集部メンバーが不定期で書いています。小売業に関する時事ネタや、海外におけるリテールテックの導入事例など、小売業の方々の参考になる、様々な情報を発信させていただきます。


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